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人気の中国越境ECプラットフォーム5つの特徴と最新情報

いま、世界の越境ECにおいて飛躍的に拡大している中国市場ですが、中国の越境ECプラットフォームは様々な種類があり、バラエティに富んでいます。日本企業が参加できるもののうち、いま人気のあるプラットフォームを、その特徴や最新情報と共にご紹介します。

DATE : 2019/04/05

1.中国越境ECの手段

日本企業が中国越境ECを行う際の手段として現在、以下の3通りがあります。

1.中国のBtoCのECプラットフォームへの出店

中国では今、BtoCのECプラットフォームが多数存在し、日本企業が参加登録できる越境部門が用意されているサイトであれば、出店することが可能です。日本でいう楽天市場やAmazonのようなECモール型が主要であり、例えば、天猫国際(Tmall Global)や京東全球購(JD Worldwide)が有名です。

2.中国のCtoCのECプラットフォームへの出店
中国でEC展開できるプラットフォームには、CtoCもあります。例えば「淘宝網(taobao)」というプラットフォームが有名です。

3.中国で独立したBtoCのECサイトを展開する
中国で日本企業が自らECサイトを立ち上げて運営する方法です。これらのうち、3つ目の自社サイトを立ち上げる方法は、中国政府に申請してライセンス取得をすることが必要なので、中国法人の設立や初期投資などの条件が多く、現実的ではありません。このことから、1か2が主流となっています。

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2.中国越境ECプラットフォームの特徴と最新ニュース

先の手段のうち、中国のBtoCのECプラットフォームで今人気の5つのサイトをご紹介します。これらの中国越境ECが可能なプラットフォームに登録申請し、承認を受ければ、そのプラットフォーム上で商品を販売していくことができるようになります。それぞれのサイトの特徴は以下の通りです。

2-1.天猫国際

先の天猫国際は、アリババグループの天猫(Tmall)の越境EC版で、非常に人気のモール型のサイトです。

中国のリサーチ会社である「Analysys易観」が発表した2018年第四半期の中国越境輸入小売EC市場レポートによると、天猫国際は31.7%の市場シェアを持っていることがわかりました。
先日、2019年3月21日にアリババグループが、中国での海外商品輸入拡大を促進する新たな支援ソリューションを2つ発表しました。それは「海外一括仕入プログラム(Centralized Import Procurement/CIP)」と「天猫海外フルフィルメント(Tmall Overseas Fulfillment/TOF)」です。

CIPは、海外6ヶ所にある物流センターを活用して、アリババグループが運営するオンラインショップと実店舗で取り扱うすべての商品を、世界各国から調達するプログラムです。これによって、海外のブランドや企業は、非常に多くの中国人消費者にアプローチ可能です。もちろん、日本企業にもチャンスがあります。

TOFとは、海外のブランドや企業が、商品を少量で天猫国際のプラットフォーム上で販売できるようになるソリューションです。これにより、日本企業はより天猫国際に参加しやすくなったといえます。

2-2.京東全球購(JD Worldwide)

京東商城(JD.com)は中国ECサイトの中でもアリババに劣らない人気を誇りますが、アリババの天猫国際に追随するように、2015年に越境EC部門を立ち上げました。

京東全球購(JD Worldwide)には日本企業のみが展開できる「日本館」があり、花王や資生堂、ソニーなどをはじめ、多数の日本企業が出店しています。

京東全球購におけるカテゴリ別売上比率は、マタニティ・ベビー関連とデジタル製品・家電が最も強く、美容関連がそれに続きます。デジタル製品・家電の比率の高いところが特徴で、もともとデジタルや家電関連から始まったことが強みとなっています。

2-3.豌豆公主(ワンドウ)

inagora(インアゴーラ)による豌豆公主(ワンドウ)は、日本の商品に特化した中国越境ECアプリです。

「日本から直接物品が届く」という、本物で良い品しか扱っていないという点を謳い文句としています。また、出店側も日本にいながら出店でき、中国語が分からなくても問題ないという点でメリットがあります。まさに、中国人消費者と販売者の日本企業を直接つなぐアプリといえます。

2-4.bolome(ボロミー)

bolome(ボロミー)は、実況中継ECのパイオニアと称される株式会社bolomeによる中国のスマホ版テレビショッピングアプリです。

日本のメーカー各社と連携して、商品をライブ中継スタイルで紹介・販売しています。定価での販売のほか、ライブ中継に限定したアウトレット品などのセールライブを行っているのも特徴です。bolome自らが商品を仕入れて販売することから、本物保証であるところが強みになっています。

2-5.網易考拉海購(Kaola.com)

網易考拉海購(Kaola.com)は、中国のリサーチ会社iiMedia Researchが2017年に実施した調査によると、中国越境 EC サイトの売上高シェア第1位で、2位の天猫国際より上回っています。近年、とても有力な越境ECサイトです。
直販方式であることが大きな特徴となっています。運営元であるネットイースが自社で買い付けた海外商品を販売することで、本物である保証をしているのです。やはり中国人にとって本物保証は大きな引きになるようです。このプラットフォームにも、日本企業は多く参加しています。

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3. WeChat(微信・ウィーチャット)で中国越境ECを行う方法も

中国越境ECに参戦するにあたり、上記以外に、SNS上で販売する方法があります。それは、「ShopCN(ショップシーエヌ)」というWeChat(微信・ウィーチャット)の公式アカウント上に自社越境ECサイトを構築できるサービスを利用する方法です。手軽に中国越境ECを開始でき、サポートも受けられます。

ShopCN では、WeChat(微信・ウィーチャット)に自社の公式アカウントを開設し、そのアカウント内に店舗を設け、自社のアカウントをフォローしているフォロワーに直接、商品を販売できます。個人ユーザーへ友達のようにチャット(通知)を送れるほか、最大11億人超のユーザーへターゲティング広告を配信したり、決済機能を利用して商取引をおこなうこともできます。

ターゲットを絞り込んでプロモーションを行うことができるので、来店や販売促進につながりやすいのも魅力的です。

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4.まとめ

中国の越境ECプラットフォームにはさまざまな種類がある中で、人気のあるものは、やはりどれも際立った特徴を持っています。中国越境ECへの進出をお考えの場合は、自社の販売規模や商品特性に合ったプラットフォームで展開してみてはいかがでしょうか。

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