1.越境ECに英語は必要?
そもそも、越境ECに英語は必要なのでしょうか?今では翻訳機能を備えたアプリ等が充実しており、さらには他社に翻訳を依頼できるサービス等も増えてきています。そうしたサービスを活用すれば事足りるのでは、と考える企業担当者もいるかもしれません。実際のところどうなのでしょうか。
もちろん、日本語のページを英語圏の人が自動翻訳機能を用いて英語に変換してサイトを利用することはできます。しかし、どこかおかしい英文だったり、日本語としての意味が的確に伝わらなかったり、肝心の知りたいところの意味が分からなかったりすることがあるといわれています。
ニュアンスが分からない時に、わざわざ問い合わせをしてくるユーザーは、よほどその商品が欲しい場合でない限り、それほど多いとは考えられません。多くのユーザーは問合せをする前に離脱してしまうことが想定されます。これでは、せっかく興味を持ってもらえたとしても機会損失になってしまいます。
英語ネイティブのユーザーが快適にネットショッピングを楽しむためには、ネイティブな視点での言葉の表現が欠かせないことが分かります。
また英語圏だけでなく、他の言語圏への進出においても、英語による表記があればユーザーの助けになると考えられます。
2.越境EC関連の英単語
越境ECを実施する場合、必要とされる言語の一番目に英語は欠かせないといえます。そこから各地域への多言語対応を行うのが一般的です。そこで越境ECで役立つ英語フレーズや、誤りがちなことなどをご紹介します。
2-1.越境EC基本用語
・カート「Shopping Cart」「Shopping Bag」
・商品詳細「Description」「Item Specifics」
・数量(在庫など)「Quantity」
・商品の価格「Price」
・手数料「Fee」
・支払い・決済「Payment」
・お支払いについて「Payment Policy」
・返品について「Return Policy」
・配送について「Shipping Policy」
・配送料「Shipping costs」
・カスタマーサービス「Customer Service」
・よくある質問「FAQ」
・お問い合わせ「Contact」「Contact Us」
・お知らせ「Information」
・利用規約「Terms of Use」
・個人情報保護方針「Privacy Policy」
・当店について「About us」
・配送会社「Carrier」
・追跡番号「Tracking Number」
3.越境ECにおける英語対応の手段
しかしながら、越境ECでネイティブと直接対話しながら、問い合わせや値引き交渉、返品、クレームまで対応するのを一からすべて行うのは難しいところがあります。そこで、越境ECにおける英語への対応手段をいくつかご紹介します。
3-1.ネイティブスピーカーを雇う
ネイティブスピーカーを雇い、自社でECサイトを内製化する方法が考えられます。サイト構築においては翻訳のみ、あとはECサイトの問い合わせ対応を担わせるといったことも考えられます。
3-2.越境EC運営代行・サポートを利用する
ECサイト運営はネイティブスタッフが行う、越境EC運営代行・サポートを利用する方法です。すべてネイティブのスタッフが窓口となってくれるため、言語面の障壁がクリアになります。
3-3.多言語対応の越境ECサイトを制作する
ECサイト制作そのものを委託するなら、多言語対応のサイトを構築できる企業を選ぶと効率的といえます。
3-4.翻訳サービスを利用する
翻訳会社に自社のECサイトの日本語を翻訳してもらうという方法です。ユーザーへの英語対応とまではいかないですが、環境づくりは行えます。
4.まとめ
越境ECにおいては、英語は欠かせないことが分かりました。もちろん、中国で越境ECを行う場合、英語だけでなく、中国語への対応が必須になります。対応が必要であることを大前提とし、適切な代行サービスや翻訳サービスを選んでいくことが効率的といえます。