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インバウンド対策!訪日中国人へのWeChatプロモーション

中国人に人気のSNSの一つである「WeChat(微信・ウィーチャット)」は、中国人たちが日本に観光で訪れたときにも大いに活用しているといわれています。

今回は、日本企業がWeChat(微信・ウィーチャット)を活用したプロモーションを日本国内で中国人観光客向けに行った事例を元に、その活用法を探ってみましょう。

DATE : 2017/05/22

1. WeChatとは?

1-1.WeChatとは?

WeChatは中国テンセント社が提供しているチャットアプリで、日本でのLINEと同じような機能を持っています。2022年5月時点で、登録ユーザー数が12億人を超えており、中国人の生活には欠かせないアプリとなっています。

【参考】

1-2.WeChat利用ユーザー

WeChatの主な利用ユーザーは35歳以下の若年層です。プライベートだけでなくビジネスの場でもコミュニケーションツールとして利用されることも多くなっています。利用状況としては、毎日1回以上利用する割合が9割程、使用時間は1日に1時間以上利用している割合が5割程となっています。

1-3.WeChatの機能

WeChatは様々な機能を持っています。主にはメッセージ機能であり、文字や音声によるメッセージを送受信できます。また、SNSとしての機能も持っていて、文章や画像を投稿したり、シェアすることが可能です。さらに、決済機能サービスも充実しており、QRコード決済や知人への送金などもできます。

【参考】

2. 訪日中国人観光客は訪日前にWeChatを活用

観光庁による、平成28年「訪日外国人の消費動向」内で公表された中国人の「旅行情報源ランキング」によれば、日本に訪れた中国人観光客は、訪日前の情報源としての1位は「FacebookやTwitter、WeChat(微信・ウィーチャット)などのSNS」となっています。さらに、訪日中も、スマートフォンのインターネットが役立ったという人が1位だったことから、WeChat(微信・ウィーチャット)が訪日中も活用されていると予想できます。
このことから、訪日中国人観光客へアプローチするには、WeChat(微信・ウィーチャット)を大いに活用できることが分かります。

【参考】

3. WeChat導入方法

WeChatの導入方法を紹介します。

まずは公式アカウントを開設しましょう。WeChatの公式アカウントには、サービスアカウント、購読アカウント、企業アカウントの3種類があります。このうち企業アカウントは、企業の内部連絡ツールとしてクローズ環境で使用するものなので、中国インバウンド集客に活用する際には、サービスアカウントか購読アカウントを使用しましょう。

サービスアカウントは、毎月4回のメッセージ配信やクーポン発行などができ、企業のプロモーション活動やマーケティング活動に適しています。
購読アカウントは、毎日1回のメッセージ配信が可能ですが、利用できる機能はサービスアカウントよりも少なくなり、主に情報発信に適したアカウントです。
登録後はアカウントの種類を変更することができないので、目的に合った使い方ができるアカウントを選択しましょう。

WeChatの公式アカウントを開設するには公式ウェブサイトから申し込みを行う必要があります。しかし、申請から開設には煩雑な業務が伴うため、専門的な知識や経験のある代行業者を利用することをお勧めします。

【参考】

4. 訪日中国人観光客へのWeChatプロモーション事例

WeChat(微信・ウィーチャット)を活用している訪日中国人観光客に対して、多くの日本企業が各種プロモーションを展開しています。その事例を4つご紹介します。

4-1.WeChatシェイク機能を活用

WeChat(微信・ウィーチャット)に備わる「シェイク機能」を活用したプロモーションは、日本だけでなく、米国や韓国などでも多くの企業が活用しています。
「シェイク機能」とは、スマートフォン上でWeChat(微信・ウィーチャット)のシェイク機能を立ち上げた後、指定の場所でスマートフォンを振ることで、さまざまなイベントが起こったり、クーポン券がプレゼントされたりするものです。
これは、Bluetoothの技術を利用したもので、店舗などにあらかじめBluetooth機器を用意しておき、スマートフォンでBluetoothに接続することで、WeChat(微信・ウィーチャット)と連動させて実施します。

4-2.WeChat Paymentを活用

WeChat Paymentは、WeChat(微信・ウィーチャット)に付属しているモバイル決済ツールです。WeChatに自分の銀行口座を登録しておけば、スマホ決済時に、銀行口座からその場でお金が引き落とされます。ちょうどデビットカードと同じしくみです。
日本の店舗でも導入するところが増えており、例えば、ファッションブランドの「ラコステジャパン」が導入しています。
訪日中国人観光客たちが、訪日中もWeChat(微信・ウィーチャット)を活用していることを考えれば、WeChat Paymentを導入することは、利用している中国人を店舗に誘導するひとつの手段になります。購入意欲も促進されると考えられます。

【参考】

4-3.お店までの乗換案内をWeChat(微信・ウィーチャット)で発信

家電量販店の大手「ビックカメラ」が、訪日観光客向けに、WeChat(微信・ウィーチャット)の公式アカウントサービスを展開しています。ただ訪日観光客へのアピールや拡散をねらうだけでなく、店舗へのスムーズな誘導を行うために、「乗換案内サービス」を利用した最寄り店舗案内サービスを付加しています。

4-4.看板のQRコードでWeChat公式アカウントへのフォローを促進

また、店舗やホテルなどが、現地にQRコードを記した看板などを配置し、訪日中国人観光客が訪れた際に、スマートフォンで読み取ってもらうことで、WeChat(微信・ウィーチャット)の公式アカウントのフォローを促進する施策も多く実施されています。
公式アカウントで、来店時に使えるお得なクーポンなどを配布することで、よりフォロワーを増やすことができます。

5. まとめ

このような一部の事例を知るだけでも、WeChat(微信・ウィーチャット)を活用すると、訪日中国人観光客と親密なコミュニケーションを簡単に取ることができることが分かります。
彼らの訪日前の日常生活から、訪日中の観光シーン、訪日後のリピート購入など、あらゆるシーンに密着できるWeChat(微信・ウィーチャット)は、他にもまだまだ活用の余地があります。新しい活用方法を見つけてみるのもいいかもしれません。

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