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日本国内でも注目される「QRコード決済」のメリットは?

今、国内でもさまざまな電子決済が存在しますが、中でもQRコード決済に注目が集まっているのをご存知でしょうか。そしてこのQRコード決済手段は、中国ではすでに広く普及しています。日本国内でも訪日中国人向けに店舗にQRコード決済であるWeChat Pay(微信支付)やアリペイ(Alipay/支付宝)などを次々と導入しています。
また、先日、国内通信企業大手のNTTドコモが2018年4月よりQRコード決済を開始することを発表するなどして話題になっています。そこで、改めて一般的に日本で普及している電子決済とQRコード決済の違いや、なぜ中国ではQRコード決済が人気なのかなどをご紹介します。

DATE : 2018/03/05

1.NTTドコモがQRコード決済に参入

NTTドコモは2018年1月17日、QRコードを使ったアプリ決済サービスを発表しました。2018年4月より提供される予定としています。これはスマホで専用アプリを起動し、画面上に表示されたQRコードを加盟店のレジや決済端末で読み取ってもらうことで決済が完了するというものです。支払方法は、毎月の携帯電話の料金と合算する、クレジットカードと連携する、ポイントを利用するなどの方法があります。

NTTドコモはすでに先行してスマホで決済できるツールを持っていますが、それはオフライン決済とも呼ばれるもので、いってみれば電子マネーカードやSuicaなどと同様にオフラインで使用できるものです。

一方、このQRコード決済は、オンラインによるアカウント登録を要し、決済時にもアプリを通じてオンラインで送金を行う仕組みです。このことから「オンライン決済」のほか「アカウント決済」と呼ばれることもあります。

2.なぜ中国人にはQRコード決済が人気?

このQRコード決済は中国人にとっては最早おなじみで、当たり前のように使用されています。普及しているのは、WeChat Pay(微信支付)とアリペイ(Alipay/支付宝)です。

この2つが普及している理由として考えられるのは、アリペイ(Alipay/支付宝)は、中国最大のEC企業アリババ傘下の「淘宝(タオバオ、Taobao)」などのオンラインショッピングサイトで登録したアカウントを、WeChat Pay(微信支付)はチャットツールWeChat(微信・ウィーチャット)のアカウントをそれぞれそのまま使える点が大きいといわれています。そして銀行口座などの情報を追加登録するだけでスムーズに使用できます。

WeChat Pay(微信支付)とアリペイ(Alipay/支付宝)は、どちらも次の2通りの決済方法があります。それはQRコードを自分で提示して店の端末で読み取ってもらうか、店舗側が持つスマートフォンに表示されているQRコードを自分がスマホカメラで読み取るかです。

日本人にとっては「わざわざQRコードを表示させる必要がある」「店舗が提示してきたQRコードをカメラで読み取る必要がある」といった手間がかかる点に少々抵抗があるかもしれません。それは日本ではSuicaのようなオフライン決済が主流である点、わざわざアカウント登録をする必要がある点も、そう思わせている要因であるようです。

3.WeChat Pay(WeChat Payment/微信支付)をはじめとしたQRコード決済のメリット

今、WeChat Pay(微信支付)をはじめとした中国人を意識したQRコード決済は、インバウンド施策として日本でも大いに取り入れられています。このQRコード決済のメリットをみていきましょう。

3-1.消費者メリット

消費者にとってのメリットは、数秒で決済が完了する点、現金を持ち運ばずに済む点など、モバイル決済のメリットを一通り享受できる点にあると考えられます。すでにアカウントを持っている場合、あとは口座情報などを登録するのみですぐ利用できることから、利用のハードルが低いというのもメリットと考えられています。

3-2.店舗メリット

店舗側には多くのメリットがあります。大きいメリットは、専用端末が不要なので初期投資が少なく、すぐ導入できることです。

また、店舗側はあらかじめQRコードを提示しておくことで、利用者がスマホカメラで読み取り、金額を入力することで支払いを終え、決済完了画面を店員が確認するだけで支払い完了することもメリットといわれます。店員が現金はもちろん、端末やスマホを触る必要がないというのは衛生面から飲食業などでは安心といえます。

店舗側は、店頭にQRコードを印刷した紙を貼っておくだけで済むため、中国ではクレジットカード端末を導入していない小さな露店などでも導入・実施されています。

4.まとめ

今、注目を集めるQRコード決済は、インバウンド対応において有効な決済手段の一つといえます。今後、国内でも利用が増えると予想される中、そのメリットをよく考えて導入を考えたいものです。

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