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日本で続々!WeChat Pay(微信支付)が使える店 その導入効果とは?

日本の店舗が次々と、中国人観光客向けの決済サービス「WeChat Pay(微信支付)」を導入しています。先日は、ドン・キホーテが国内37店舗で対応をスタートしました。
このWeChat Pay(微信支付)が使えることで、どんなメリットが店舗にもたらされるのでしょうか。そのWeChat Pay(微信支付)ならではの強みに迫ります。

DATE : 2017/10/02

1. 日本で続々導入されるWeChat Pay(微信支付)

2015年にWeChat Pay(微信支付)が日本で導入されはじめてから、導入店舗がどんどん増えてきました。現在は日本国内で、7000店舗以上で導入されているといわれています。
WeChat Payを日本で使うことができる店舗をご紹介します。

●大丸松坂屋百貨店
2015年9月 大丸・松坂屋の基幹8店舗の化粧品売場などで導入開始

●ロフト
2016年2月 渋谷ロフト、有楽町ロフト、なんばロフトより導入開始

●プランタン銀座
2016年5月 導入開始

●羽田空港の店舗
2016年6月 羽田国際線ターミナル免税店TIAT DUTY FREE SHOP CENTRALで導入開始
2016年7月 BVLGARI、GUCCIなど利用可能店舗拡大

●ラオックス
2016年8月 秋葉原本店から導入開始

●ラコステジャパン
2016年8月 直営9店舗で先行導入開始

●成田国際空港内の24店舗
2016年9月 導入開始

●イオン
2016年11月 イオン成田店から導入開始

●ココカラファイン・サンドラッグ
2017年1月 導入開始

●小田急百貨店
2017年1月 導入開始

●ドン・キホーテ
2017年6月 国内37店舗で導入開始

大手百貨店や空港などのほか、多くの中国人観光客が利用するとみられるブランドショップ、家電量販店、アパレルショップなどの導入が目立ちます。今後も、どんどん導入店舗が増えていくと予測できます。

2. WeChat Pay(微信支付)のしくみ

WeChat Pay(微信支付)は、日本でいうLINEに似た中国で人気のチャットアプリであるWeChat(微信・ウィーチャット)を提供するテンセントが手掛ける決済・送金サービスです。

その決済のしくみと流れを確認しておきます。

ユーザーは、あらかじめスマートフォン上でWeChat Pay(微信支付)が使える状態にしておきます。自分の銀行口座と紐づけて、決済できるよう、銀行にお金をチャージしておきます。デビットカード機能と同様、即座に銀行口座から引き落とされる仕組みです。

そしてWeChat Pay(微信支付)決済ができる店舗のレジで、自分のユーザー識別情報が記されたQRコードをスマホ画面上に表示させ、店員に見せます。すると店員はレジで決済金額を入力後にお客さんのQRコードをスキャンして読み取り、認識されれば決済完了です。

3. 日本と中国の決済方法の違い

上記に記載したように、最近は日本でも続々とWeChat Payを導入する企業が増えています。しかし、日本の決済は現金やクレジットカード、電子マネーを使って支払いを行うことが主流です。WeChat Payで使用できるQRコード決済は、まだ日本人にはあまりなじみがありません。

WeChatを導入している企業は、増加し続ける訪日中国人の獲得が最も大きな導入目的です。中国人観光客は、訪日前に目的の店舗でWeChat Payが利用できるかを調べていることが多く、WeChat Payが利用できない店舗は最初から来店の選択肢から外されてしまっている可能性があります。また、小規模な小売店などでは、せっかく観光客に来店してもらえても、WeChat Payが利用できないと知ると、買い物を諦められてしまう可能性もあります。

このように、WeChat Payで支払いできるということ自体が、中国人観光客に来店してもらおうと考えている店舗にとって必要不可欠なものになってきていると考えられます。

4. WeChat Pay(微信支付)を導入する効果

WeChat Pay(微信支付)を導入することで、どのような効果を生み出す可能性があるのかをみていきましょう。

4-1.来店促進

インバウンド施策としては大きいといえます。日本人からすれば同じ店舗でも、中国人からすれば、見ず知らずの異国の店舗。そこへ自分たちが日常的に活用するWeChat Pay(微信支付)が使えると知れば、来店促進につながります。おなじみのロゴマークを見ることで安心感を生むこともあるでしょう。

4-2.少額決済の増加

スマホ決済の利点である、「財布を出さず、スマホだけでサッと買える」という利点から、少額決済の増加にもつながるといわれています。

4-3.継続利用の促進

店舗でWeChat Pay(微信支付)決済を行ったユーザーは、自動的に公式アカウントのフォロワーに設定されるようになっています。
このように決済後、店の会員やファンになってもらい、リピート化を促すことができます。また、企業は得た個人情報を次なるマーケティング施策に活かすこともできます。

5. まとめ

WeChat Pay(微信支付)は、今後もどんどん日本店舗に導入されていくと予測できます。ポイントになるのは、ただ導入するだけでなく、いかに決済後もユーザーとの関係を継続させて、エンゲージメントを強化するかというところにあります。
また、WeChat(微信・ウィーチャット)との併用によるプロモーションにも可能性が見出せます。

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