あの著名人もWeChat(微信・ウィーチャット)公式アカウント開設へ その特性を改めて考える

中国人消費者に向けてプロモーションを行い、広く認知・集客をするのに欠かせないWeChat(微信・ウィーチャット)公式アカウント。企業だけでなく、各著名人も公式アカウントを持って、中国での認知度アップなどのさまざまな狙いのために活用しています。

先日、ある著名人がこのWeChat(微信・ウィーチャット)公式アカウントを開設したことで、今後ますます世界中でWeChat(微信・ウィーチャット)が注目されると考えられます。

今回は、WeChat(微信・ウィーチャット)公式アカウントの活用法を探っていきます。

DATE : 2017/09/26

1. ビル・ゲイツ氏がWeChat(微信・ウィーチャット)公式アカウント開設

Microsoftの共同設立者であるビル・ゲイツ氏が、先日WeChat(微信・ウィーチャット)にて自身の公式アカウントを開設しました。

しかしながら、米国・英国の著名人の多くはWeChat(微信・ウィーチャット)ではなく、Weibo(微博・ウェイボー)で公式アカウントを開設しています。

実はビル・ゲイツ氏もWeibo(微博・ウェイボー)の公式アカウントをすでに開設しています。しかし2016年には一度も更新されなかったと伝えられており、今年2017年はいよいよWeChat(微信・ウィーチャット)に切り替える形になったようです。

WeChat(微信・ウィーチャット)公式アカウント開設後は、自ら中国語での挨拶をした動画を配信し、中国人たちへ親しみを込めてアピールをしました。以後、アカウント上では彼が出逢った人や書籍の内容、自身が学んだことなどを投稿していくと伝えたといいます。

2. WeChat(微信・ウィーチャット)がWeibo(微博・ウェイボー)に勝る点

ところで、ビル・ゲイツ氏がWeChat(微信・ウィーチャット)に開設した理由として推察されているのは、WeChat(微信・ウィーチャット)がチャットツールであることから、より直接的なコミュニケーションを取ることができる、つまり親密性があるという点です。

もちろん、Weibo(微博・ウェイボー)もシェアの高いSNSであり、中国人消費者たちと密接していることは変わりありません。しかしWeChat(微信・ウィーチャット)が持つ、日本のLINEにも似た親密でクローズドな情報発信ができる特性は、より自らのメッセージを伝えるのに有益といえるのかもしれません。

それは、情報発信というよりも「情報共有」といってもいいでしょう。このユーザーへの親密度を高めるという視点は、ビル・ゲイツ氏がとった行動からしても、今後のマーケティングに重要と考えられます。

3. 収益源としてWeChat(微信・ウィーチャット)のアカウント開設する有名人も

また、WeChat(微信・ウィーチャット)の公式アカウント開設は、さまざまな活用法があります。中国の有名人の中には、収益源としてアカウントを開設する人もいます。例えば、ユーザーが有料登録を行うことで、その有名人のレアな特別メッセージやコンテンツを入手・閲覧できるといったサービスを展開するという方法があります。

また、会社の創業者が自らオンラインでトークショーを繰り広げる体裁で、WeChat(微信・ウィーチャット)の公式アカウントを開設しているケースもあります。このケースでは、500万人以上ものフォロワーを持ち、さらに動画は3億回ほど再生されるという桁外れの快挙を遂げています。

WeChat(微信・ウィーチャット)を著名人のブランディング、ファン獲得の基盤とすることは、非常に多くの可能性を秘めていると考えられます。

4. WeChat(微信・ウィーチャット)の可能性

WeChat(微信・ウィーチャット)は、まだWeibo(微博・ウェイボー)と比べれば、著名人のアカウントは目立ちませんが、今後、ビル・ゲイツ氏を皮切りに利用は増えていくかもしれません。

こういった多くの著名人も活用しているWeChat(微信・ウィーチャット)、主に中国人たちが訪日前に連絡を取り合う手段として使われ、訪日後はWeiboと共に活用し、情報を共有・拡散するといった使われ方がされています。

また、WeChat Payというオンライン決済ツールをはじめとした、さまざまな情報提供・販促の可能性に満ちています。WeChat(微信・ウィーチャット)公式アカウントをいま持っておくことは、中国マーケティングにとって有益と考えられます。

5. まとめ

ビル・ゲイツ氏にならい、今後著名人の公式アカウントが増えると予想されるWeChat(微信・ウィーチャット)。カギになるのは、いかにその特性を活かして、活用していけるかということです。

ECサイトとの連携などを通して、集客・フォロワー数獲得、認知度アップ・ブランディングをめざしましょう。

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