1. Weibo(微博・ウェイボー)公式アカウントを取得したらできること
Weibo(微博・ウェイボー)という中国人たちが多く使っているSNSでは、FacebookやTwitterなどと同様に、公式アカウントを取得することができます。このWeibo(微博・ウェイボー)の公式アカウントを取得すると、様々なツールを使用することができるようになります。
効率よく運用するには、ツールの知識が必要になります。そこで特におすすめなのが、微博Feed広告、微博イベントツール、微博ADネットワークの3つの機能を覚えて活用することです。
今回は、微博Feed広告に絞ってご紹介します。
2. 微博Feed広告とは?
微博Feed広告とは、簡単にいえば、Facebookのニュースフィード広告に似ているものです。この微博Feed広告について詳しくみていきます。
2-1.微博Feed広告でできること
微博Feed広告では、効率的に情報発信ができます。フォロワーだけでなく、大規模配信ができるほか、ターゲティングによる配信ができるのが特徴です。年齢、性別、住んでいる地域、趣味、配信端末などを設定し、ピンポイントで配信できるのです。
このターゲティング及び大規模な情報配信により、より絞られた多数のユーザーにシェアしてもらうことができるため、通常の広告よりも、効果的な口コミ拡散が期待できます。
記事広告の形式では、ユーザーのタイムラインに流れる一般投稿と同様に、「転送」「コメント」「お気に入り」「いいね」などのリアクションをそのままユーザーに行ってもらえます。
また、微博Feed広告は、アプリ広告としても使えます。クリックボタンが付き、直接アプリをダウンロードしてもらうことができます。
2-2.微博Feed広告の具体的活用イメージ
すでに、多くの日本企業も、この微博Feed広告を活用して、ブランド認知・向上、商品・サービスの紹介、キャンペーン告知などを実施しています。
例えば、広告を打つことにより、ECサイトへと誘導し、売り上げ増進をねらうことができます。
また、日本政府観光局(JNTO)の統計によれば、訪日中国人観光客は年々増え続けていますが、これに対するインバウンドプロモーションの一環としての活用もできます。在日中国人たちへ、日本への旅行前に役立つ情報や、お得なクーポン情報などを発信するのです。
2-3.微博Feed広告の使い方
微博Feed広告では、まず広告グループを作成し、新しい投稿を作成するか、タイムラインにすでに投稿済みのものを選択します。こうして配信するコンテンツが決まったら、次にターゲティング設定をして、配信先を絞り込みます。
配信後も、効果検証が可能です。リアルタイムで、予算消化状況を見ることができます。配信後に細かいデータチェックを行い、運用していくことが可能です。
2-4.微博Feed広告の活用事例
この微博Feed広告の活用事例を一つご紹介します。大手百貨店が実施したキャンペーンの事例です。
訪日中国人を百貨店店舗に誘導したいものの、なかなかそのいい手段が見つからなかったことや、クーポンは作ったものの、配布手段が見つからないといった課題がありました。
そこで利用したのが微博Feed広告です。情報を発信し、中国語のランディングページに誘導しました。
対象としたターゲットは約30万人でしたが、クーポン情報総閲覧数は約139万人にも上ったのです。
このように、微博Feed広告ではターゲットを絞り、効果的なタイミングで配信をすることで、自店舗やECサイトへと誘導する、販促プロモーションを実施することができます。
3. まとめ
微博Feed広告は、Weibo(微博・ウェイボー)活用の基本的なプロモーションツールになります。ぜひ活用を考えてみてください。
興味が湧いた方は、まずは、Weibo公式アカウントの取得を行いましょう。公式アカウントの取得についての概要は「Weibo(微博・ウェイボー)アカウントの分かりやすい登録方法」の記事をご参照ください。