1.訪日中国人利用者の多い中国SNSアプリ
Quest Mobile(贵士移动)というモバイルインターネット専門調査研究会社が発表した、2016年3月度の中国におけるスマートフォンアプリに関する調査結果において、月間アクティブユーザー数のランキングが公表されています。
中でも、AndroidとiOS端末どちらもランキング上位に挙がっていたのが、次の3つのアプリです。
1-1.WeChat(微信・ウィーチャット)
WeChat(微信・ウィーチャット)は、言わずと知れた、中国で最も普及しているといわれるインスタントメッセンジャーアプリです。2018年3月時点で、月間ユーザー数が10億人を突破しました。アカウントを取得した各ユーザーはチャットメッセージをテキストやボイスメッセージ、動画通話でやりとりすることができます。
チャット以外にも機能が豊富です。例えば「モーメンツ」という写真やテキストを投稿・共有できる機能や「WeChat Pay」という銀行口座と紐づけることで買い物できる機能もあります。
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1-2.Jinri Toutiao(今日头条)
Jinri Toutiao(今日头条)はニュースキュレーションアプリです。タブでカテゴリが分かれており、自分の興味のあるニュースを便利に読むことができます。また動画タブもあり、動画も次々と視聴が可能です。そして、ただニュースや動画を楽しめるだけでなく、コメント機能もついており、自由にコメントをして交流をすることができるというSNS機能も備えています。
1-3.QQ
QQは、WeChat(微信・ウィーチャット)と同じテンセントによるチャットツールです。主にパソコンのインスタントメッセンジャーとして普及しました。今でも使用している人はいますが、WeChat(微信・ウィーチャット)が登場して以来、多くの人がWeChat(微信・ウィーチャット)のほうを率先して利用するようになったともいわれています。
機能としては、一般的なチャットツール同様、チャット画面を開いてチャットができることに加えて、グループチャット、音声チャット、ビデオチャット、コミュニティ機能、音楽・動画ファイルの共有など幅広く他ユーザーとのやりとりが可能な機能が豊富です。