WeChat公式アカウント開設はこちら
WeChat Pay導入はこちら
WeChat 広告配信サービスはこちら
越境ECシステム構築サービスはこちら

中国SNSのWeChat(微信・ウィーチャット)とQQの違いとは?

中国SNSの中でも、WeChat(微信・ウィーチャット)とQQは特に高いアクティブユーザー数を誇ります。この二つの中国SNSは、似ているようで異なることから、中国人ユーザーの使い方も自ずと変わってきます。果たして、この二つにはどのような違いがあるのでしょうか。探っていきましょう。

DATE : 2019/06/14

1.WeChat(微信・ウィーチャット)とQQの基本的な違い

WeChat(微信・ウィーチャット)とQQは、どちらもテンセント(騰訊)という企業が提供している無料SNSアプリです。しかし、それぞれ異なる特徴を持っています。その基本的な違いを確認しておきましょう。

1-1.サービス提供開始年月の違い

まずはサービス提供期間についてですが、WeChat(微信・ウィーチャット)は2011年から、QQは1999年からサービスが提供されています。QQは老舗SNSサービスともいわれています。多くの中国人たちはかつてQQを使っていましたが、WeChat(微信・ウィーチャット)がリリースされてからQQのアカウントは残したまま、主にWeChat(微信・ウィーチャット)を日常で使うようになったというのが一般的であるようです。

1-2.月間アクティブユーザー数の違い

テンセントが2019年1月9日に発表した、2018年9月までのデータによると、WeChat(微信・ウィーチャット)の月間アクティブユーザー数は10.82億人であった一方、QQは8.03億人でした。WeChat(微信・ウィーチャット)のほうが2億人も多く利用されていることがわかります。

1-3.機能の多様さの違い

機能面の多様さからいえば、QQは特に多くの機能が付いているといえます。

基本的にWeChat(微信・ウィーチャット)もQQも、メッセージの送受信や音声通話、ビデオ通話などが可能でメッセンジャーツールとしての機能を果たしています。

また両方ともSNSアプリとしても利用できます。WeChat(微信・ウィーチャット)には「モーメンツ」という機能があり、写真やテキスト、気になるWebサイトの共有などが手軽にできます。QQには「QQ空間」というSNS機能があり、Facebookのように自分の部屋のようなものを作り、そこでテキストや写真などを投稿して共有するなどして交流をすることができます。 

そのような中QQには、コミュニケーションやQQそのものを利用しながら楽しめる多様な機能が多くあります。例えば「QQスキン」という機能では、自分のQQのインターフェースを好きなように変更するためのスキン設定をしたり、プロフィール、画像アイコン、トークルームの背景画像が変更できたりするなど、自由なアレンジで楽しむことができます。また「QQ秀」というアバターや、オンラインゲーム、音楽なども楽しめます。

それと比べれば、WeChat(微信・ウィーチャット)はそういったゲームコンテンツはまだまだ少ないといわれています。

1-4.利用のされ方の違い

QQは、PCが主流だった時代に多く使われていたSNSでしたがスマートフォン旺盛時代になると、ユーザーはWeChat(微信・ウィーチャット)をスマートフォンで大いに利用するようになりました。その点からいえばWeChat(微信・ウィーチャット)のほうが、スマートフォンで身近に利用されていることにより、日常生活に根付いているSNSといわれます。

 1-5.決済機能の違い

WeChat(微信・ウィーチャット)とQQには、どちらにも決済機能があります。

WeChat(微信・ウィーチャット)には「WeChat Pay(微信支付)」が、QQには「QQ Wallet(QQ銭包)」があります。どちらもスマートフォンで決済が可能です。

中国モバイル決済市場においては、WeChat Pay(微信支付)とアリババの「Alipay(支付宝)」が2強といわれており、QQ Walletはこの2つには及びません。

とはいえ、QQ Walletの利用者も3億人以上といわれており、決して少ないものではないため訪日中国人向けにQQ Wallet決済を導入する日本企業も存在しています。

2. QQのマーケティング活用例

WeChat(微信・ウィーチャット)については今、多くの日本企業でマーケティング・販促利用がされていることから、事例は比較的簡単に見つけることができます。

一方で、QQをどう中国SNSマーケティングに活かしていくか、ということについてはなかなか想像がつかないことと思われます。そこで、QQの活用事例について確認しておきましょう。

QQにおいては例えば、QQ空間でフィード広告を配信する手法があります。ちょうどFacebook広告のように、ユーザーが作るコンテンツと同様の形式で配信されることから、より自然な形でユーザーへアプローチすることができます。

また、「QQお出かけ日本」という訪日中国人向けに旅行情報を配信する機能がテンセントと日本企業が共同で作られており、そこでは日本の観光情報として、飲食店や買い物スポットが提供されています。日本企業・店舗側はそうした機能を利用してQQから効果的にユーザーへ情報展開することができます。

3.まとめ

WeChat(微信・ウィーチャット)とQQは似て非なるものであるものの、両者とも利用率の高いSNSといえます。両方を押さえてマーケティングに活用していくことが有効と考えられます。

サービスのご紹介

急速に成長し続けている中国越境EC市場へ
これから参入を検討されている企業様におすすめのサービスです。

越境ECサービス

越境EC構築システム「ShopCN」

越境EC構築システム『ShopCN(ショップシーエヌ)』は、月間10億以上のユーザー(2018年3月時点)が利用する「WeChat/微信」の公式アカウント上に API で連携、自社越境 EC サイトを構築できる日本初のサービスです。

越境EC構築システム「ShopCN」

越境ECサイト「淘最JAPAN」出品代行サービス

WeChat内の越境ECサイト「淘最JAPAN」に最短1週間のスピード出品が可能なサービスです。日本語による商品情報の提供と、国内倉庫に商品を送っていただくだけ!自社ECサイト構築が不要なため、低コストで早期に始めたい企業様におすすめです。

越境ECサイト「淘最JAPAN」出品代行サービス

その他サービス

WeChat/Weixinプロモ―ション事業

「微信(ウィーチャット)」は、中国テンセント社が運営する中国No.1のチャットアプリです。
当社では微信を使った様々な広告サービスをご用意しております。

WeChat/Weixinプロモ―ション事業

Weiboプロモ―ション事業

「微博(ウェイボー)」とは中国の新浪公司が提供している中国No.1のミニブログです。当社では、微博公式アカウント開設・認証のお手伝いの他、運用に関わる様々なユーザーサポートサービスを提供しています。

Weiboプロモ―ション事業

大衆点評

「大衆点評」は世界中の店舗情報と消費者によるレビューを掲載する中国最大の生活情報アプリです。
3000万件以上の登録店舗数で日本へ旅行する中国人にとって欠かせない情報ツールになっています。

大衆点評

「微信(ウィーチャット)」は、中国テンセント社が運営する中国No.1のチャットアプリです。
当社では微信を使った様々な広告サービスをご用意しております。

「微博(ウェイボー)」とは中国の新浪公司が提供している中国No.1のミニブログです。当社では、微博公式アカウント開設・認証のお手伝いの他、運用に関わる様々なユーザーサポートサービスを提供しています。ユーザーの権利を保護し、なりすましアカウントの被害を最小限に抑えます。

「大衆点評」は世界中の店舗情報と消費者によるレビューを掲載する中国最大の生活情報アプリです。掲載情報はレストランに留まらず、ショッピング、エンターテイメント、ホテル、サロン、クリニックなど3000万件以上の登録店舗数で日本へ旅行する中国人にとって欠かせない情報ツールになっています。

PAGETOP