中国大手IT・ネットサービス企業、テンセントが提供・運営するインスタントメッセンジャー(IM)ソフト。一般には単にQQと略されている。
1999年にサービスを開始。メッセンジャー機能、ゲーム、ミュージック、映画、伝言機能、画像の直接貼り付け、音声チャット・ビデオチャット(Skypeに類似)、グループチャット、コミュニティ機能、音楽ファイルの共有、ドキュメントの共有、地図情報の共有、ご近所さん発見機能など幅広い多彩な機能があります。またブラウザ上でも利用することができ、ファイル転送・同期機能、リモートコントロール、画面キャプチャ転送機能なども加わってきます。したがってビジネスでも利用されることが多いです。ビジネスパーソンの名刺にはQQのIDがあるほどです。
さらに、QQの中にQzone(QQ空間)というSNS機能もあり、ブログのような機能もあります。
中国人は大抵QQとWeChat/微信の両方のIDを持っていますが、今では多くの人がWeChat/微信だけを使用しています。QQはかつてほとんどの中国インターネットユーザーが使っていましたが、2011年1月からWeChat/微信のサービスが始まって以来、ほとんどの人がWeChat/微信だけ使用し、QQはたまに使うかIDだけを残しているという状態です。ただしQQも機能として充実しているので、利用する人が少なくないのも確かです。
WeChat/微信とQQ、それぞれ用途も様々なので使い分けている人が多いかもしれません。