インスタグラムとアマゾンが合体したようなアプリで、SNS型ECアプリと位置づけられています。小紅書(RED)は2013年から瞿芳氏と毛文超氏によって立ち上げられました。当初はEC機能が小紅書(RED)の中には実装されていなく、写真投稿ができ、コメントができるアプリとして知られていました。インスタグラムに近いインターフェイスをしていることから、中国版インスタグラムとして注目を浴びていました。
小紅書(RED)のユーザーは当初から女性が大半を占め(7〜8割が女性)、年齢は18〜30歳前後であり、ホワイトカラー層などの比較的エリートの人たちが利用をしていました。そのため、購買力のあるユーザーが自身が買った魅力的な商品を写真を投稿するケースが多く、その投稿を見ているユーザーが紹介されている商品に興味を持つことがありました。
投稿をきっかけに商品が他のECサイトで売れることが多かったため、小紅書(RED)内では2014年頃にECカートの機能を追加しました。この頃からアマゾンに近い機能が追加され、小紅書(RED)はインスタグラム+アマゾンであると言われるようになりました。
SNS発祥の越境ECアプリ小紅書では製品のレビュー、口コミからヒット商品を生み出し、根強い女性ファンが多いことが特徴です。また、近年ライブ配信も導入してユーザアクティブ度が上昇しております。