国慶節とは、毎年10月1日に祝われる中国の建国記念日です。1949年10月1日に毛沢東を主席として北京を首都に定め、天安門広場で中国の国旗である五星紅旗を掲揚、中華人民共和国の成立が正式に宣言されて建国式典が行われたことに由来します。
中国語で「慶(簡体字:庆)」は祝う、祝賀すると言う意味で、国慶あるいは国慶節で国を祝う日、建国記念日という単語になります。
この時期には中国人が一斉に国内外に旅行するシーズンとして知られ、日本でもインバウンド需要が高まるため注目されており、2018年の国慶節連休において、訪日中国人観光客数は700万人に達しました。2017年には中秋節と重なり休暇が長期化したことで、中国国内の旅行者数が約7億人を記録しました。