飛猪(Fliggy)は中国大手IT企業のアリババグループ(阿里巴巴集団)が運営するオンライン旅行サービスプラットフォームです。2014年に「アリトリップ(Alitrip)」としてオープンし、2016年に「フリギー(Fliggy)」に名称変更しました。利用者数は中国国内で約2.7億人、半数は90年代以降に生まれた世代となっており、若い世代の消費者の関心を集めています。中国国内外で60万軒以上の宿泊施設と8000軒以上の観光施設、400社以上の航空・チケット販売代理店と提携し、旅行に関するあらゆる予約サービスを提供しています。
飛猪(Fliggy)は支払機能が支付宝(Alipay)と連携しており、飛猪(Fliggy)を利用して予約などを行ったサービスは全てアリペイで決済することで簡略化が可能です。アリババグループ7億人以上のアクティブユーザーにアプローチできるチャンスがある飛猪(Fliggy)は、日本企業との提携が進んでいるほか、地方自治体が情報発信の場として活用しています。
また2019年3月からはECサービス「フリギーゴー(Fliggy Buy)」をリリースしました。これは観光客が旅行前に旅行先の実店舗の商品をあらかじめ閲覧や購入できるサービスで、旅マエの商品チェック、店ごとの商品価格の比較などが可能です。