中国にいる消費者の代わりに海外の商品を購入し、転売する際の手数料を収益にしている、いわゆる代理購入者のことです。「信頼できる個人から購入したい」「海外の高品質の製品を買いたい」という国内ニーズを受けて誕生し、『代購』『海淘』と呼ばれています。
ソーシャルバイヤーは学生や主婦などさまざまな年齢層の人がおり、個人で行っている場合もあれば、法人化して事業を展開している会社もあります。また、特定の商品を爆買いして販売するパターンと、予め購入者を募ってから仕入れや販売をするパターンの2つがあります。
ソーシャルバイヤーに行ったアンケートによると、中国へ販売する日本商品の仕入れで重視していることは、「中国で人気がある商品・ブランドであること」、「仕入れる際に、安売りやセール中の商品であること」。ほかには「中国でプレミアが付いている商品であること」などがあげられ、人気バイヤーになると美容液、化粧水、シリアル、オムツなどを中心に年間数億円を売り上げるやり手も現れています。