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中国越境ECにおける電化製品の売れ行きは?

中国の越境ECにおいて、近年どのような商品カテゴリが売れているのかは気になるものです。中でも、今回は電化製品にフォーカスしてご紹介します。果たしてどれくらい売れているのか探ってみましょう。

DATE : 2018/02/08

1.中国ECにおける電化製品

まず、中国の越境ECについてみる前に、中国ECにおける電化製品はどのような様相なのかを知っておきましょう。

北京のコンサルティング企業であるAnalysysが出した2015年度版の中国ネット通販(BtoC)報告書によると(ネットショップ担当者フォーラムより)、「家電EC市場」のシェアは1位「天猫」が42%、2位「京東」が40%とほぼ同じ割合を占めています。3位は「家電量販店」が8%となっていました。

天猫とはT-mallのことで、中国のEC最大手といわれるアリババ社による中国最大のBtoCモールです。また、「京東」は京東集団(ジンドン)の傘下にある京東商城が運営する中国のBtoCモールです。

かつて、電化製品といえば京東が得意とするところでした。京東商城はもともと電化製品の販売からスタートしたためです。しかし近年は天猫が優勢になっているようです。

2.中国越境ECにおける電化製品

中国越境ECの中では、電化製品はどのような様相なのかみていきましょう。

2-1.中国越境ECサイトから見る人気

越境ECサイトの中でも人気なのは、天猫の国際版「天猫国際」と、京東商城による「JD Worldwide」です。では、これらのうち、どちらが電化製品に強いのでしょうか。

株式会社アドウェイズが2017年に両サイトの販売データを比較調査した結果、天猫国際においては売上商品の上位4位に「デジタル製品・家電」は入っていませんでした。一方、JD Worldwideにおける「デジタル製品・家電」は「マタニティ・ベビィ」と同率1位となっていました。

中国越境ECにおいては、JD Worldwideのほうが電化製品に強いようです。

また、JD Worldwideの具体的な商品の売上ランキングをみてみると、1位、3位、10位にノートPCがランクインしており、8位にデジタルカメラがランクインしていました。

2-2.中国ECにおける日本製品

続いて中国越境ECにおいて、日本製品の電化製品はどれくらい売れているのかをみてみます。

日本貿易振興機構(ジェトロ) が2017年8月に実施した「中国の消費者の日本製品等意識調査」によると、越境ECで購入した日本の商品のうち、第4位に「電気製品」がランクインしており、31.5%を占めていました。化粧品や食品、医薬品には劣っています。
一方、「今後越境ECで購入したい商品」では、電気製品は第1位で47.6%を占めていました。現状まだ購入はしないものの、「欲しい」という思いはあるようです。

●越境ECで購入した商品
第1位 化粧品 48.5%
第2位 食品 41.6%
第3位 医薬品 35.5%
第4位 電気製品 31.5%
第5位 健康食品 27.8%

●今後越境ECで購入したい商品
第1位 電気製品 47.6%
第2位 化粧品 40.9%
第3位 医薬品 32.3%
第4位 食品 29.9%
第5位 健康食品 22.6%

出典:日本貿易振興機構(ジェトロ) 海外調査部中国北アジア課 2017年12月「中国の消費者の日本製品等意識調査」
https://www.jetro.go.jp/news/releases/2017/9c767c469d4a6467.html

 

【参考】

3.電化製品の越境EC事情まとめ

これらのデータを総合してみると、電化製品は中国越境EC全体では、主にJD Worldwideにおいて大いに売れていました。ユーザーたちは、より電化製品に強いところで購入しているようです。

JD Worldwideの担当者へのインタビュー記事(ネットショップ担当者フォーラム)によると、JD Worldwideにおいて日本の家電で人気なのは「美顔器」「カミソリ」「電動歯ブラシ」などを含む美容家電と健康家電だといいます。

かつて、「爆買い」といわれた頃、訪日中国人の間でよく買われていたのが、電気炊飯器などの家電製品といわれています。その背景には円安にプラスして、日本の製品が持つブランド力、品質の高さがあったといわれています。

現在に至っても、そうした日本製品の強みが残ってはいるようです。そのため、ジェトロの調査で「今後越境ECで購入したい商品」にランクインしていたのかもしれません。

今後も、この日本の電化製品の強みを守り、その強みを打ち出しつつ越境ECに取り組んでいくことが有効と考えられます。

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